詳しすぎるぞ!出場チーム紹介!!盛岡市立高校(岩手県)
層の厚い盛岡市立は、以前から2チーム団体を組むことが多い。そして、セカンドチームも、例年、5月に行われる団体選手権などで「インターハイに出ていてもおかしくない演技」を見せてくれる。
その団体選手権もなくなった今年は、男子新体操OBカップがそうだった。トップチームである盛岡市立高校は、一般投票部門で優勝したが、盛岡市立RGは「ポテンシャル賞」を獲得。男子新体操で日本一に輝き、現在、指導経験もあるOBカップ主催者たちの目にも「セカンドチームでこのレベル!」ということは驚愕だったようだ。
作品に盛り込まれている要素(技など)は、2チームに共通しているものが多いのだが、チームの個性に合わせて違う見せ方をしているため、まったく違う印象の作品になっており、それぞれに見ごたえがあり、盛岡市立らしい世界観が見える。ただの体操ではなく、ストーリー性を感じさせ、一体感を際立たせる動きが随所にちりばめられている。オンライン選手権予選も11位通過。このチームも侮れない。
ちなみに、盛岡市立高校の基盤となっている滝沢南中学もオンライン選手権ジュニア部門に出場。予選を4位通過、さらに滝沢南RGも9位で予選通過と岩手県の男子新体操の充実ぶりが感じられる。オンライン選手権では岩手勢の活躍が期待できそうだ。
※参考(男子新体操OBカップ「盛岡市立高校RG」)
「新体操沼はまり歴20年ライターが見る 男子新体操オンライン選手権2020」