新しい試み!出場者を投票で決定。1対1のセッションによる対決も。
写真:窪田美和子
2020年10月17日(土)にボルダリング日本代表の杉本怜が考案した、これまでにない新たなコンペティション、 “Master of BLoC THE BOULDER BATTLE”が開催された。
THE BOULDER BATTLEに選ばれた男女8名のクライマーが、ルートセッターが準備した課題から、選ばれた課題を6分間のセッション形式により「1対1」で競う今大会。勝敗は到達高度、それまでに要したトライ数で決まり、トーナメント形式で勝ち上がった選手が次のラウンドへと進み優勝者が決定するという戦いだ。開催場所は、「Fish and Bird」(東京都江東区)。
何が新しいか。
まずは、出場選手はSNSでの人気投票の結果で決定された。
さらに、 1対1のセッションによる対決もこれまでにない競技形式となっており、1人ずつ課題と向き合うこれまでのルールと異なり、各課題ごとの駆け引きが生まれることで、出場選手たちのこれまでになかったパフォーマンスや表情を捉えることが出来た。
選手だからこそ考えられた、クライミングにおける新しいエンターテインメントの要素が盛りだくさんの大会、これからのボルダリングコンペティションの可能性をみた。